誰も100%は分からない
サーフィン哲学, サーフィン哲学その他 | (0)
サーフボードについて、100%分かろうとするから、難しくなります。
トッププロサーファーは、いくつでもサーフボードをメーカーから提供されますが、いつまで経っても、これだっ!というのを探し続けています。
たまに出るマジックボードのコピーボードを作ってもらっても、それは同じくマジックボードにはなりません。
興味なかったシェイプを乗ってみて、マジックボードを発見する人もいます。
とあるシェイパーは、シェイプについてとても詳しいですが、
『とりあえず乗ってみろ、調子良かったらいいし、調子悪かったらだめ、ただそれだけだ』
といつも言っています。
100%を求める人は、なかなかいいボードに出会えていない印象を受けます。
良く分からないけど、これが好きだ。
という感覚は、サーフボードというカテゴリー内では、かなり重要だと思います。
なぜこのボードが絶好調か、完全に分からなくてもいい、となると気持ちが随分と楽になります。
とりあえず試してみる、乗ってみるのが一番です。
悩んでいるうちはいいボードには出会えないのかなと思います。
だからサーフボードのオーダーは楽しくてやめられません。