大会はジャッジに向けて|サーフィンコンテスト【2】
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フリーサーフィンとコンテストサーフィンで、大きく違うところはどこでしょうか。
自己満足とジャッジ満足です。
フリーサーフィンは、自分が乗りたいように、やりたいマニューバーで、乗りたい波に乗ります。
しかし、コンテストではそうではありません。
ジャッジが必要としていることをします。
どれだけ自分の中で完璧!と思っていてもジャッジが要求してなければ点数は出ません。
ジャッジが要求することとは、その日の波に合ったマニューバーです。
その日のコンディションを最大限利用するマニューバーは何か、どの波をつかんで、何をするか、です。
大げさに言いますと、チョープーやパイプでビッグスナップやビッグラウンドハウスをしても点数は出ません。たとえセットの大きな波でもチューブにならなかった波をつかんだということは失敗です。
ジャッジはチューブの波を選び、どれだけ深く入るかしか要求していません。
これは大げさですが、同じようなことが全てのシチュエーションで起こっています。
今日の波では何のマニューバーなのか、じっくり波を観察してみてください。
答え探しはヒートの中にあります。ヒートをじっくり観察してください。それからどのマニューバーが高得点が出たのか見て聞いてください。そのマニューバーがジャッジが求めているものです。
反対にどのマニューバーが点数が出ていないのか、そのマニューバーは今日は要求されていません。
答えは他人の演技中にあります。