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ニュージーランドサーフトリップ, ニュージーランド旅行記 | (0)
前日早く寝たことと、城のベッドが快適だったことで、ぐっすり眠れた。旅に睡眠は必要だ。
朝から、シャキッと起きて、さぁ1ラウンドだ。朝ごはんのフレークとバナナを食べて、出発した。
今日の朝は、あいにくの小雨にオンショア強風。それでも望みは捨てずに、昨日のフィッツロイのほか、オアクラビーチ、その中間くらいにあるサーフビーチ、ベルブロックビーチと、見て回ったが、やはりオンショア強風、加えて波が無く、朝のサーフィンは断念となった。
旅の楽しみは、計画が変わること。その場その場で、新しいプランができること、人生みたいで楽しい。
一度城に戻って、洗濯をした。洗濯と乾燥の両方でお金を払うのはもったいなかったので、手洗いをして乾燥機を使った。30分$3だった。
ひと段落して、新しいプラン、プケクラ公園へと出かけた。緑が豊富で、湖のような池があり、とても癒された。
その中に小さな無料動物園があった。中には、猿や鳥、ラマやレッサーパンダなどを見ることができた。全ての動物に対して、とても動物思いな作り方がされていた。木々や草、遊び道具なども豊富で、こっちが動物を見難いくらいだった。
動物園については、そもそも動物思いではない施設だが、子供に動物について教えるにはどうしても必要だと思っている。だから、僕は動物園は嫌いではない。今日のように、動物のために考えられた施設になっているととても気持ちが良く思えた。ニュージーランドの人は優しいということがこういうところでも良く分かった。
2時間ほど公園内を散歩して、プケクラ公園を後にした。もう一度、波チェックへ、フィッツロイビーチへ向かった。若干のサイズアップだが、まだ強オンショアでできそうもない。
次の目的地を、パリトゥトゥロックへとした。城から、見える大きな岩、あれがパリトゥトゥロックだった。15分かけて上る、いや登る、大きな岩だ。両手を使って岩を掴みながら上がるのは、登るだと思う。結構ハードで、下を見ると相当恐かった。
登頂に成功すると、僕らを絶景が待っていた。風は強かったが、天気は回復していたので、最高の見晴らしとなった。マウントタラナキは日本の富士山と同じだそうで、見た目も雪がかぶり似ている。それが、ドーンっときれいに見えた。反対側の海も海岸線もきれいに見渡せた。もう言うことはないだろう。
そして、岩を降りた。また波チェックにフィッツロイビーチへ。さらにサイズが上がり、オンショアながらもできそうだったので、入ることにした。ローカル達も集まってきていた。今日は、ノーサーフかと思っていたので、よかった。サイズが上がってくれたおかげで、思ったよりも楽しめた。
海の中で、ローカルのガールズサーファー、RADIAとその友達2人で会話をして楽しんだ。名前は?どこから来たのか?何しに来たのか?何歳なのか?子供はいるのか?仕事は何してるのか?ニュージーランドはどう思うか?またここに来てくれるか?などの質問攻めにあった。しゃべっていると、風で東へ流されてしまった。
でも、この気さくで心優しいニュージーランドの若い女の子達と接することができて、とてもいい経験となった。こういうローカルサーファーがこの最高のビーチの雰囲気を作っている。この最高の雰囲気がサーファーを育て、サーフィンを尊いものにしている。僕もこういうローカルサーファーになりたいと心から思えた。
強オンショアでも、必死なパドリングで沖に来る、学校終わりの若いサーファー。とてもかっこよく見えた。『出会えてよかった、ありがとう。』とRADIAに一言告げて、僕らは別れた。
パン食が続きすぎて、もう限界を感じていたので、今日の夜ごはんは、街中にある日本食レストラン『SUSHI NINJA』に入った。久しぶりのお米を食べて、大満足。二人で鶏の唐揚げやキムチ鍋も食べて、$49。たまの贅沢でいい食事だった。
今日は盛りだくさんの一日となって、宿へ戻った。シャワーを浴びて、寝ることにした。昼間暖かかったのだが、夜はとても冷える。風は止んでいないが、明日の朝一の波に期待しよう。
続き、さらばニュープリマスへ