サーフィンを始めた頃、それはそれは楽しそうなサーファー達を見て、自分も同じになることはすぐだと思っていた。
特に仲間というものは。
サーフィンから仲間がつながって、あのような楽しそうなサーファーになれることは容易だと思っていた。
しかし実際サーフィンを始めてみて、周りのサーファーは皆、一様に恐いだけ。
パドルをすれば怒られるし、駐車場はローカルオンリーだったり。
いつもはじで波乗りし、もちろんそこには波が立たないものだから、乗れるのは1日数本のみ。ペラペラのサーフボードを持って浮かんでるだけだった。
何がサーフィンからつながる仲間だよ。サーフィンの友達は最初からの友達だけではないか。
いつも楽しそうなサーファー達を見ては、根暗な僕にサーフィンは向かないと思っていた。
しかし、反対にくやしすぎて、真剣にサーフィンと向き合うようになった。何年もの時が経った。初心者をやり続けた僕の宿命はこれだと思ってからは、すごく勉強した。世界のトップコーチからも教わることができた。サーフィン産業を見ることができた。
気がつくと周りはサーフィン仲間ばかりだ。
また新しい仲間と出会い、サーフィンを始めた頃を思い出していた。
日本のサーファーに、サーフボード選びの失敗による、上達しないかつての僕と同じ道を辿らせないのが宿命ならば、
もしかしたら、仲間を作ることができないかつての僕と同じ道を辿らせないのも、同じ命題ではないかと、新しい仲間と出会った今日、そう思った。
すごく良い文章。。。 僕も一人でいつも波乗りしてます。。。 生まれ育ちはアジアだけれども、いこくでいつも暮らして仲間と思えるやつは遠くにいたり。。 孤独とのたたかいを海の中でエネルギーをぶつけたり そんな かんじ。。 いまは メキシコ 8年目。。。 5年は メキシコから出てない。。。
naokiさん、メキシコですか。異国も難しさ感じます。ましてメキシコとなれば、大変でしょうね。keep happy surfing.