北風が強くなってきたゴールドコーストには、後ろ髪も引かれずに、僕らは午前9:00発のジェットスターでオークランドへ旅たった。
飛行機の上から見るD-バーはきれいで、やっぱりゴールドコーストもいいかなと思い直すも、すぐに、僕にはラグランが待っているぞ、と気持ちを入れ替えるのだった。
3時間15分くらいのフライトは、海外旅行となれば短いかもしれないが、高揚感と空腹感で、長すぎるくらいの3時間15分だった。
オークランド空港に着くと、オーストラリアとは違った空気を早々に感じることができた。とげとげしさがない、柔らかな感じ。後に、この空気のすばらしさをたくさん実感することになる。
僕らは、予約していたサザンレンタカーの平田さんと待ち合わせをしていた。平田さんはすぐに僕らを見つけて手を振ってくれた。マクドナルドの机と椅子を借りて、手続きを終えた。ステーションワゴンタイプで、空港借りの空港返し、6日間でNZ$310は助かった。
とりあえず、異国の地へきても、マクドナルドには興味がある。マックチキンを注文した。ニュージーランドに到着し、期待や楽しみやで、味は覚えていない。
オークランド空港からオークランドの市内へ、車で飛ばした。時刻はすでに現地時間で午後5時だった。
途中、コンビニで道を聞きながら、オークランドの市内の繁華街へ着くと、一気にテンションは上がり、きょろきょろする自分にハッとした。僕が住んでいるオーストラリアのゴールドコーストは、街というよりはリゾート地だ。オークランドの、街並みは少し日本っぽい感じで、都会を思わせる。
少し、探すと僕らの宿『City Travelers Auckland』を見つけることができた。インターネットで予約しておいたところだ。二人で一泊$69は助かる。きれいだし、とてもいいホテルだった。
不満と言ったら、駐車場についてカウンター番の男とやりあったくらいだ。朝8時まで駐車場から出れないというから、僕は朝一で波乗りに行くんだって言って。そうすると、日本語を話す怪しい人物が横から出てきて、この辺りの有料駐車場は、支払い機が故障中だから、全部無料だよ、と言われたりした。
結局、車上荒らしが恐かったが、夕方6時から無料になる路上に駐車した。空港に降り立ったときのあの空気を僕は信じることにした。
チェックインをして、時間は夜になりつつあったが、僕らはデボンポートへ行くことにしていた。デボンポートとは、オークランド街中の対岸の町。船で10分、往復$10。街の人たちの交通手段である。船の10分でビールを一本飲み干すローカルがたくさんいた。かっこよく見えた。
19時の船に乗って、対岸に渡ったが、なぜ、夜のきらいな僕がこの時間でも苦にならないかというと、オークランドは、19時でも明るかったのだった。おかげで、夜景目的で上ったMount Victoriaも、きれいな見晴台に上った感じだった。
結局日が暮れたのは20時20分。
おなかがすいてきたので、デボンポートの町にあるおしゃれな、ギリシャ系のレストランへ入った。今日は初日、少し豪華に夕食をとった。ピザのトッピングであるアンチョビとオリーブが塩辛くて参ったが、アジのあるお店で満足だった。
船に乗り、オークランドに帰ってきたのが、10時。外は寒くなってきたし、ホテルへ帰り、ニュージーランドサーフトリップ1日目を終えた。
明日からサーフィンしに行こうと気合が入っていた夜だった。
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