波にはポケットがあります。
一番パワーのあるところです。
大きい波の方がポケットが分かりやすいです。チューブを巻いている場合は、出口辺りか少し深いところです。
そして、大事なことは、大きい波のときはポケットの範囲が広く、小さい波のときはポケットの範囲が狭いということです。
ですので、失速せずに乗っていけるのは大きい波です。波のパワーもそうですが、ポケットが広いため、ある程度ブレイクから離れても失速しません。
問題は小波です。パワーも無いですが、ポケットがとても小さいです。
テイクオフした瞬間、バタバタと上半身を動かし、急いで走ろうと一生懸命になるというのを卒業し、しっかりポケットの位置を意識したライディングをします。
小波こそポケットにとどまるFLOWのライディングを強く意識しないといけません。
外から見て、バタバタ一生懸命なスタイルはかっこよくないですよね。
波にはポケットがあって、小波ではその範囲がとても小さいということです。絶対に離れてはいけません。
じっくり見定めて、できるだけ大きなターンでパワーをもらってください。
小波になると、チャカチャカしてしまう方、小波こそFLOWを意識してください。
昔、全日本表彰台常連の50歳くらいの方に言われたのは、
『30過ぎるとサーフィンがもっと楽しくなるよ。波に合わせてサーフィンができるようになる。じっくり波を見れるようになる。』でした。
今になると分かってきたような気がします。
チャカチャカ一生懸命サーフィンしないで、じっくり波を見て、ポケットを意識してみてください。
(昨日、超高速パドリングするミックがいるのでは!?とお客様からメールをいただきました。セミファイナルのミックです。FACEBOOKに載せました。)
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