小波コンディションにおいて、テイクオフの後に、一番気をつけなければいけないことは、
膝を十分に曲げて体勢を低くすること、です。
分かっているけど、なかなか実践できないことの代表です。
私もすぐに忘れてしまいます。
ビッグウェーブのチューブの中で、体が伸びきった状態の突っ立ったライディングを見ることはありますが、小波で突っ立ったサーフィンを見ることはありません。
波に力がないので、突っ立っていては乗っていけないからです。
小波コンディションでは、テイクオフの後、いつもより意識して膝を曲げてサーフボードにプレッシャーを与えます。
スピード=体重の入り具合となります。
体重をサーフボードに伝えるには、膝を曲げて、プレッシャーを与えることしかありません。
プロの小波ライディングは、思っている以上に低姿勢です。
DVDなどを一時停止して、同じ体勢を取ると、相当きついことが分かります。
小波でスピードに乗っている人は、うまくサーフボードにプレッシャーをかけている人です。
膝を曲げてサーフボードにプレッシャーを与えると小波でも走っていくということは、実践してみると、一本目からすぐに実感できることだと思います。
やったことないくらいまで低姿勢にして、試してみるといいかもしれません。
次回は、小波サーフィンテイクオフの後にする2つのこと【2】です。
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