ノーズロッカーの強めのボードについて、幾人かのシェイパーと話し合いしましたのご紹介です。
少し前のサーフボードは、ノーズロッカー強め、幅細め、レール薄めのボードがショートボードの主流でした。
それしかなかったという方が正しいかもしれません。
現代のオールラウンドボードは、徐々にノーズロッカーが寝てきました。その分ノーズ幅を出してきています。
サーフボードはロッカーです。ロッカーに命が入っています。ロッカーを考えることはサーフボードを考えることと同じです。
アジアの山奥でサーフィンをしらない人が作っているボードがなぜ走らないのかは、ロッカーという答えで十分です。
ノーズロッカー強めのボードから弱めに変わってきているのはなぜか、またトッププロでもノーズロッカーを弱めたボードに乗り始めているのはなぜか、とても気になるところでしたので、たくさんのシェイパーと議論しました。
まずはノーズロッカーが強いボードの長所です。
キレです。
ノーズロッカーが強ければ、アクションがしやすいです。バシッと返りやすいです。また素早く返せます。キレのある素早いスナップとなります。
ミック・ファニングの本人ボードをチェックしますと、ノーズロッカー強いです。そして昔ながらのノーズ幅がすごく細め、ボリュームすごく薄いです。
これは、彼のあのスナップのスピードに表れていると思います。あれが彼のスタイルです。バシッとものすごい早さのスナップですよね。
タジもそうです。ノーズロッカー強めてノーズ幅細いです。
キレのある素早いスナップ、これが最大のノーズロッカーの強みです。
ミックやタジのようなバシッと素早いリップアクションを目指す方、ノーズロッカー強めのボードおすすめします。
一昔前はみんながみんなショートボードと言えば、競技志向でした。
そのため、ノーズロッカー強めでノーズ幅細めが主流でありそれに異議を唱えることもありませんでした。
現代サーフィンは、レジャー化されました。乗り手のスタイルが様々です。
プロサーファーも競技で結果を出すことが全てだった時代とは違い、ライフスタイルの見本としてのライダーとしてスポンサーが付く時代です。
彼らが、エアーという武器を持って、プロサーファーとして生きていく時代です。
徐々にサーフボードに進化が見られました。
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