2009年最後の挨拶
DIARY | (2)
サーフボードを販売しておいて、なんなのですが、私はサーフィンで儲けようとは思っておりません。
活動を維持できる分、いただければそれで十分です。
ですので、購入予定のない方からのメールにも一生懸命答えます。
売上の一部のお金は、サーフィン業界の発展のために使用する機会が訪れたとき用に、積立しています。
サーフィンで苦になることを取り除いて、みんながサーフィンで幸せになれないか。に集中したいです。
日本は島国で、海の文化があります。波乗りもその中の一つです。
サーフィンが競技中心からレジャー中心へと変わっているように感じます。
ローカルサーファーの定義も変わってきました。
一方では、新しい門戸を開いて、サーフィンの楽しさをより身近に感じてほしいと思っています。
もう一方では、ローカルサーファーの存在や、サーフショップの存在は大事だと思っています。
この二つが葛藤の原因で、サーファーがバラバラになりえます。
無意味なテトラポット投入に、誰が意見できるでしょうか。
日本の代表的な自然となる海の良さを後世に残すために、サーファーが動けます。
サーファーのそれ自体が、バラバラではいけません。
ローカルだの、ビジターだの、で争っている場合ではなくて、路駐やゴミの置きっ放しで地域に迷惑かけている場合ではなくて。
サーファーの意識を今より高いところへ、
日本のサーフィン文化を今より尊いものにするために、何ができるのか、を考えて行動してみたいです。
そのきっかけが、このSURFING FREAKです。10ヵ年計画です。程遠いです。
サーフショップに行ってください。
ビーチクリーンの情報をもらいに行ってください。
ローカルコンペに参加してください。
今までけむたくてどうしようもなかった、ピークを陣取るローカルサーファーとの垣根がなくなっていきます。
私はかつて、本当にローカルサーファーが嫌いでした。当然です。波に乗せてくれないうえに怒られるのです。
でも今は違います。自分の理想のローカルサーファーとたくさん出会ってきました。
自分もそうなりたいと思うようになりました。
これからは、サーファーが一つになるべきだと思います。
サーフィンを尊いものに、サーフィン文化を発展させるために。
2009年はねず太郎とSURFING FREAKが動き出したばかりですので、最後の挨拶で私の気持ちを書かせていただきました。
2010年最後の挨拶では、少しは具体化したいです。
皆様のご意見をお待ちしております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。