ハッピーサーフィンはハッピーだ
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今朝のお話です。
こちらに向かってくる頭くらいのうねりの向こうにイルカが3頭見えました。
イルカは向きを変え、3頭同時にそのうねりをつかまえる方向へ泳ぎだしました。
こちらへ向かってきたのです。
3頭は連なり、そのうねりと波長を合わせ、高速で泳ぎます。
僕はちょうど最高のポジションにいます。サーフィンのポジショニングについて勉強してきたからね。
迫り来るイルカ3頭のスピードに目を奪われ、波を追うことを忘れていたと気づいたのは、3頭のイルカが去った後のことでした。
3頭のイルカは、超高速パドリングよりも高速で、僕のサーフボードのノーズにぶつかるんじゃないかと思うくらいぎりぎりを通り過ぎました。
そのとき思い出しました。
ハッピーサーフィンに投稿くださった方の中に、『人間であることを忘れる』というフレーズがあったことを。
そのときは、そうですよね。なんて言っていましたが、真実の部分は違いました。
人は自然の中にいて、動物とともに生きています。
あのとき僕も、あの波をつかまえていれば、人間であることを忘れられたかもしれません。